(小国町間瀬と沼沢を結ぶ、 未整備のため通行不可)      
大久保峠        

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A峠の半分位は杉林。道形は
はっきりと確認できる。
@道は比較的広くしっかりとしている。





























B古道には松の群生林が。
直ぐ下が旧国道だったため、
雪崩止めか。
享和絵図【享和2-3(1802-3)年作成、米沢市上杉博物館所蔵】

絵図【年代不明、高橋康氏所蔵】 

  正保絵図 【正保2(1645)年作成市立米沢図書館所蔵】

間瀬からは米坂線と国道113号線が古道を分断しており通ることはできない。
遅越トンネルの手前から右の杉林に入ると古道の道形が現れる。峠全体にほぼ道形は確認できるが、長年手入れがされず道に生えている木は大きい。

峠中間部は台地になっており傾斜は緩やかで、左下側は大きな窪みとなっており、「大久保」の名前は「大窪」に由来するものといわれている。昔は峠の中ほどに、綱側〜屋敷への道があり、更に一つは高畑〜新沼〜萩生方面、一つは屋敷〜小白川へ通じた。
 
 

     
享和絵図【享和2-3(1802-3)年作成、米沢市上杉博物館所蔵】
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